部署も年次も働き方も、それぞれ異なる女性社員3名が集まり、リラックスモードでトーク。子育てと仕事の両立や、理系女子の仕事、そして女性マネージャーの思いまで、本音で語り合いました。
ライフイベントと仕事、
どう両立している?
春原
今日は久しぶりに二人とおしゃべりできて嬉しい! 最近どうしてる? 野中さんは絶賛子育て奮闘中だよね。
野中
はい。イヤイヤ期の2歳児に振り回されてますが(笑)、なんとかやってます。育休から復帰した時は6時間の時短勤務でしたが、1年間働いて子どもの様子を見ていると、もっと母親としての時間を作りたいと思うようになって。今は5時間勤務に変更しました。たった1時間の差でもすごく大きくて、仕事をこなすのに毎日必死(笑)。でも、そんな様子をおおらかに見守りつつ、日頃から手助けしてくれる上司の存在がありがたいです。
生駒
うちの部署も子育てに理解がある人ばかりですよ。男性社員でも子どもの体調不良で早退する人もいますし、それを周りが嫌な顔せずにちゃんとフォローしていて。「お互い様」の精神で助け合っていますね。
春原
それはよかった。ドコモCSでは、子育て中の社員が活躍できるようにマネージャーに向けた「育ボスフォーラム」という研修もあるんだよ。男女問わず育児に参加しながら仕事を両立できるようにね。私のチームで働く契約社員の男性も今度お子さんが生まれるんだけど、会社の制度を紹介して活用してもらおうと取り組んでいるところ。
野中
制度面も充実してますからね。私は年休消化と合わせて出産2ヶ月前からお休みをもらえて助かりました。今も時短+フレックス勤務だからやれているなって。夫は時間の融通が利かない職場なので制度に助けられています。でも、何よりもありがたいのは周囲の「共感」ですね。先輩社員や上司が私の状況を理解して、共感してくれることに救われています。
春原
それは大事だよね。私も上司や同僚に子育ての愚痴を聞いてもらいながら乗り越えてきたなぁ(笑)。それから、フレックスや1時間単位で取得できる有休、ベビーシッター補助、テレワークも活用しながら3人の子育てをしてきたよ。子供の気持ちを考えると「仕事が忙しい」を理由にして親が保育園や学校の行事に参加しないのは寂しいかなと思ってね。でも、充実した制度のおかげでいろいろなイベントに無理なく出席できた。
野中
実は、復帰後しばらくは仕事を辞めようかと悩んだんです。産休直前に今の部署に異動したので業務を覚えきれていなかったことや、子どもの体調によって突発的にお休みを取ることも多くて、周りに迷惑をかけていると感じてしまって。自宅近くの職場を探そうと転職サイトに登録までしました。でも、よく考えてみると、ドコモCS以上に恵まれた環境って中々ないんだなと思って。踏みとどまれてよかったです(笑)。
生駒
そんなことがあったんですね…! 私はずっとフルタイムでバリバリ働き続けたいと思っていて、夫には結婚前からそのことを伝えています。家事も半分ずつ負担しているので、仕事への影響は特に感じていませんね。この先、もしも子どもを産むことになったら、夫の方に育児休暇と時短勤務を活用してもらおうと思ってるんですよ。この会社ならそれができそうだなって。
春原
すごい! 令和の夫婦だね(笑)! ぜひ実現させてほしいな。多様性ある働き方の一例になりそう。
理系と文系。
学生時代の経験は
仕事にどう影響する?
野中
ところで、生駒さんと春原さんは理系出身ですよね。学生時代はどんな風に過ごしてきたんですか?
生駒
私は1つのことに熱中すると周りが見えなくなるタイプで(笑)。自分の工夫次第で結果が変わることが分かってからバイトが楽しくなって、打ち込みすぎたあまり、半年ほど留年してしまったんです。でも、そこから巻き返せるように研究に集中して、学会で論文を発表したり、卒業式で答辞を読ませてもらうこともできました。
春原
ものすごい巻き返し(笑)! 私は化学・工学分野を専攻していたんだけど、その分野では学士の採用が少なくて就活に苦労したよ。卒論の研究も4年生の3月までかかって忙しかったなぁ。学生の頃は仕事でどういうスキルを得ようとか、役職に就こうとか、そんなこと全然考えていなかった(笑)。
野中
そうだったんですね。私は学生の頃はすごく人見知りな性格で。ドコモCSへ入社後、想像していた以上にたくさんの人とコミュニケーションを取る仕事になかなか慣れませんでした。同期の前で何度泣いたことか(笑)。そんな私を見て、当時の育成チームがいろいろな機会を与えて成長を後押ししてくれたんですよね。今は人前で話すことも多くありますが、当時の私にとっては考えられないことです(笑)。
生駒
今の野中さんからは想像がつかない(笑)。 私はもともとネットワーク職で採用されたので「第一級陸上特殊無線技士」と「第二種電気工事士」の資格取得を推奨されていたのですが、どちらも学生時代から馴染みのある分野。特に電気工事士の電気回路の計算問題は勉強しなくても満点で、学生時代の学びが生きたなと。でも、普段の業務で必要な知識は先輩方から教えてもらえるので、文系でも理系でも学生時代の専攻に関係なく働けると思います。
春原
本当にそう。私は物理や化学を専攻していたから、アンテナや電波、スマホの内部構造を理解する上では学生時代の学びが生きたけど、そもそも技術はどんどん進化していくもの。だから改めて学ぶことが前提だし、ドコモCSにはしっかりした研修制度が備わっているから、技術職でもいろいろな専攻出身の人が活躍しているよね。新人向けのベーシックな研修以外にも、自分で学びたい分野を選んで参加できる研修もあるし。
生駒
社員の成長をサポートする制度がしっかり整っているので、私もネットワークからアフターサポートへと異なる仕事に挑戦できています。最近はスーパーフレックス制度と在宅勤務を活用して、7時~15時半を基本に働いています。ジムに通うのが趣味なので、分断勤務で空いている平日の昼間に行ったり、夕方に会議が入る時は勤務開始時間を10時にして朝からジムへ。犬を飼っているので、平日昼間に動物病院に行けるのもありがたいです。
キャリアアップについて、
どう考えている?
生駒
春原さんは3人のお子さんを育てながら会社では課長として活躍されていて、シンプルにすごいなと思います。しかも、副業にもチャレンジされているって聞きましたよ!
春原
そうなの。マルチキャリアの実現を目指して、40代に入ってから副業でキャリアコンサルタントの仕事に挑戦しています。採用育成担当で働いていた時に、人のキャリアを支援したいと感じたことがきっかけ。子どもも大きくなってきたし親の介護もまだ先になりそうだから、「やるなら今だ!」と思ってね(笑)。
野中
どうやって時間を作ってるんだろう、すごすぎます(笑)。私はまだまだ子育てと今の仕事でいっぱいいっぱいだから、新しいことに挑戦するなんて考えられない…(笑)。
春原
野中さんの子はまだ2歳だもん、私もそうだったけど、今は子育てに専念でいいんじゃないかな(笑)。 3年前くらいにとある研修を受けた時に、この先の10年をどう生きようか考える機会があってね。それがきっかけでダブルワークに挑戦することにしたの。夫も協力してくれているよ。今は忙しくても充実しているけど、実は20代の頃は仕事を全然楽しめなくて。会社を辞めたいと思ったこともあるんだよ。
野中
え! 春原さんにもそんな時期があったなんて…! どうして辞めたいと思ったんですか?
春原
今になって振り返ると、全部自分のせいなの。仕事への姿勢が受け身になっていたからつまらなかったんだと思う。転職エージェントの人に相談もしたんだけど、そこで自分の人材としての市場価値が低いことに気づいて、資格を取ったりした。ちょうどその頃に子どもが生まれて時短勤務になって、効率的に仕事しようって工夫したら周りがすごく褒めてくれてね。自分の働き方に自信がついて、仕事が楽しくなったんだ。
生駒
出産もキャリアを育てる1つのきっかけになったわけですね。確かに、子育てしながら働く方ってみなさん仕事の効率化やチームワークをものすごく強化されているイメージがあります。子育てが仕事のスキルアップにもつながるんだなと思いました。
春原
そうだね、私もそういう成長を感じたよ。30代以降にドコモCSの仕事を楽しめるようになってからは、転職しないで副業をしたり、ボランティアで職能を生かすプロボノ活動に取り組みながら、自分のキャリアの幅を広げているの。自分軸で柔軟にキャリアを育てる「プロティアン・キャリア」の考え方でね。会社以外のことにも目を向けて、「越境学習」を意識して知識をアップデートしてるよ。ドコモCSはドコモの「子会社」というより「機能分担会社」だから、人事交流・研修交流も盛んで人脈を広げられるし、成長のチャンスはたくさんあると思ってる。
野中
それは参考になります。春原さんも生駒さんも、すごくかっこいい女性! 今日はお話できて勉強になったし、いい刺激をもらえました。
生駒
会社の中だけにとらわれない広い視野を持つことの大切さを実感しました。先輩たちを見習って、自分らしく生きながらキャリアを築いていきたいです!
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